「REALFORCE RC1」は「REALFORCE R3」と併用すると満足

物書きの仕事してるわけでもないのに、３万円台のキーボードを2台はガクガクブルブル・・・

前提条件

まず最初に、多田野の感じている事やニーズ等を書きます。少しでも共感いただける場合は、そのまま読み進んでいただけますと幸いです。

指や手首の関節の痛みで困っている

こちらは過去「R3」を購入した際の記事に書いていますので、ご一読いただけると嬉しいです。

2023年1月かぁ・・・自分でも懐かしいなぁと思いながら読み返しましたが、それから2年。基本的にPCは毎日使っているので、あの時「3万円超えは高い」と考えていた感覚がまるで嘘の様です。

仕事でノートPCを使う

10月から新しい会社で働き始めたのですが、ノートPCを支給されました。これを使って、会社でも在宅でも仕事するというわけです。（前職ではBYODでして、在宅ワークではOMENを使っておりました）

人生これまでノートPCとは無縁でしたが、仕事上の必要に迫られて使ってみると、キータッチが痛い。キーボードが薄っぺらく、バネも高くないので、衝撃が指に直で来るという感覚。

「これを一日何時間×毎日やっていくのはちょっとキツイなぁ」という感じでした。大げさかもしれませんが、なんかモヤっとしたものが頭をよぎったことは事実です。

あともう一つ、HDMIで大きい画面のディスプレイに繋いで作業するのですが、ノートPCのキーボードを使うとなると、”ディスプレイ→ノートPC→自分”となり、ノートPCの画面が視界の邪魔となる格好に。

こんな感じだったので、在宅ワークの時は、ノートPCに「R3」を接続して作業をしていたわけですが、さすがに1.6㎏をもって会社に行くのは苦行ですので、持ち運びできるキーボードを物色していました。

RC1について

お値段

定価35,860円。

楽天かAmazonの公式ストア（REALFORCE Store）から買う事になると思いますが、狙い目は、楽天でストアポイントアップ（REALFORCE Storeによるポイント付与）ある時ですね。

多田野の場合、楽天ブラックフライデーの時に、ストアポイント9倍でした。買い回りと合わせて購入したので、実質購入額は3万円切るくらいでした。

Amazonでも丁度執筆のタイミングではブラックフライデーなのですが、RC1はまだ新製品だからか、セール対象外ですね。

いずれにしても、「どうしても今すぐほしい」というのではない限りは、お気に入りに登録しておいて、時折セールをやっていないかチェックしておくと、少しお安く買えるときがあるかもしれません。

ちなみに今回は、「日本語」「30g」を選びました。

「R3」では「45g」を選択したので、押下げ圧の違いを確かめたかったというのもあります。結果としては正解だったかなと思っています。

お姿

しっかりした十八番・・・もとい、お箱に入っています。

言ってもただの段ボール箱なんですけど、まぁテンションは上がります。

開封したお姿。勿体ぶってますが、ただのキーボードです。ただし小さい・・・

「R3」と大きさを比べてみました。R3購入時もテンキーレスの省スペース化に驚いたものですが、更に驚くことになるとは・・・。

「70%に省スペース化」といううたい文句ですが、おお、これはすごい。

実際に設置したお姿。周辺のフチがなくなったり、REALFORCEマークがなくなったりと、見た目の重厚感（高級感）は損なわれた感もしますが、見た目じゃないのよ、キーボードは。

使用感

一言で言えば、「R3はR3、RC1はRC1かな」と言った所です。

正直、キーボード2台必須かと言われると、（在宅ワーク時にキーボード切替の手間が減るので、あれば良いですが）1台でも良いので、RC1だけで問題ないなら集約してしまっていいかなと、購入時は考えていました。

キーボードの配置も、極力R3と変わらないので、他社製品の普通のキーボードを使っている方も、少しの慣れですんなりと移行あるいは併用できると思います。その辺のとっかかり易さはHKKBにはない部分でしょうね。

ただ、実際にモノが来て、打ち込みすると、RC1はぎゅっと詰まっている（狭い面積に寄せている）事から、なんとなく、指がのびのび動かせないというか、窮屈に感じる※んですよね。

※RC1が悪いというわけではなく、R3に慣れちゃってるからだと思います。

もちろん、持ち運んでREALFORCEの打鍵クオリティが味わえるのは希少であり、RC1購入の満足感は変わらないのですが、持ち運びのトレードオフを考える必要がない自宅ではR3がいいかなと、贅沢に考えてしまう次第。

あくまで個人の感想なので、皆さんが同じように感じられるかは分かりませんが、”買い替え”目的でRC1購入を検討されている方は、しばらく併用してから結論を出されるのが良いかと思います。

という事で、3万円は安くはないですが、当初の「3万円のキーボード、2台も買ってどうするんだ！？」のモヤモヤ感は、今はスッキリしています。

番外編「持ち運びケース」

という事で3万円キーボードをカバンに入れて通勤しているわけですが、さすがに裸で放り込むのは・・・という事でキーボードケースを購入する事にしました。

ただ、キーボード発売から日が浅い為か、専用ケースはなかなか見当たらない（HKKBは結構豊富にあるのですが・・・）。

という事で、キーボードとケースのサイズから、以下の製品を選びましたが、ベストマッチです。お値段もそれほど高くない。こんな感じです↓

こちら、多田野が人柱になっているので、間違いありません。耐久性は使い始めたばかりなので何とも言えませんが、割合としっかりした作りですよ。