冷蔵庫は壊れていなくても買い替えよう!
多田野は2010年6月に購入した冷蔵庫を、2020年12月に買い替えしています。
多田野家では、2020~2022年にかけて10年経過した電気製品が多くなっており、計画的に買い替えをしてきました。身銭を切った経験からお話させていただきます。
「まだ使えるのに」と思っていませんか?
「故障したから買う」では遅いです。冷蔵庫が使えなくなると、冷蔵や冷凍が出来なくなるので、食料の保管が出来ず不便です。その結果、食料を廃棄したり、外食が増えて余計な出費が掛かります。
また、冷蔵庫を注文しても即日配送はまず無い(配達業者を確保して後日配送が基本)ですし、お勤めの場合、設置日の調整も必要なので面倒です。
その他、次のような不満が出てくると思います。
- 必要に迫られて(焦って)考える余裕がなく、必要十分な製品を選択できない
- 購入を迫られたタイミングで、欲しい商品が思っている値段で売っている様なラッキーは滅多にない
- そもそも機械が故障するタイミングなんて誰にも分からない
壊れてから慌てて、時間に追われて動くのではなく、先手先手で計画的な買い替えが気持ち的にも、お財布的にもお得です。という話をこれからしていきます。
10年たったら購入をお勧めする理由
以下理由から、「10年」が快適な買い替えサイクルだと、多田野は考えています。
長期保証が切れるタイミング
購入するお店によっては、追加費用(またはポイント)を払う事で長期保証に加入できるケースがあります。加入可能期間もお店によって異なりますが、多田野調べでは最長で10年となっています。
裏付けするデータとしては、JEMA((一社)日本電機工業会)によると、冷蔵庫の補修性能部品保有期間は9年ですので、それを超えて保証する事は基本的にできないです。
修理部品がない場合、修理できないですよね。
また、多田野激推し(以下記事参照)の「くらしTEPCO」の「住設・家電修理サービス」保証も10年です。
省エネ(電気代節約)の進化
購入を検討される場合は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが「しんきゅうさん」を是非使ってみてください。
買い替えによる電気代やCO2排出量の差を計算してくれる優れモノです。
いかに、2012年に購入した冷蔵庫を2022年に買い替えた場合のシミュレーション結果の画面コピーを載せておきます。(しんきゅうさんに同じ条件を入力いただいても、同じ結果が出ますよ)
年間11,000円位掛かる電気代が、7,500円になるので、年間3,500円。10年だと35,000円の節約になります。500リットルクラスの冷蔵庫を15万円とすると、2割引き位の計算になります。
10年もたてば、省エネ技術も相当進んでいます。新製品に買い替えるだけで、節電のメリットがあるという事を是非覚えて行ってください。
特に冷蔵庫は24時間365日使う製品なので、必ず効果が実感できます。
冷蔵庫の選び方
毎日使うものなので、デザインや機能を重視される気持ちはわかりますが、まずは基本的な次の3点を押さえてみてください。
設置スペース
余程の豪邸でない限り、設置場所には奥行きと幅の制約があるはずです。既存の冷蔵庫がお家にある場合は、その寸法を測り、使い勝手を振り返って買い替える冷蔵庫の大きさを決めましょう。
この検討により、大きさ的に購入できない冷蔵庫を選択肢から減らすことが出来ます。
冷蔵室のドアの開き方
ドアの形状は左右開きやフレンチドア(観音開き)がありますが、設置場所によって明らかに置けない物があるはずです。毎日使うものですので、合わないドアだとストレスが溜まるので、時には心を鬼にしましょう。
設置スペースとドアの形状の検討で、選択肢がかなり絞られてきます。
冷凍庫部分の容量・形状
何気に重要なのはココです!
「4人用だから500リットル欲しいね」とか、内容積(トータルの容量)で見るのは当然なのですが、「内容積の内、冷凍庫でどれだけの容量が欲しいのか?」を忘れがちです。
例えば、子供のお弁当の食材や夜食、楽したい時などに冷凍食品をよく使う場合、冷凍庫の容積が小さいと後々不満が溜まります。
大きい冷蔵庫買って、冷凍スペースがないのは地味にストレスになりそうです。
冷蔵部分はどのメーカーも多機能をアピールする一方で、冷凍部分はあまり機能差がない為見落としがちです。だからこそ、容積と収納や取り出しやすい工夫があなたのニーズにマッチするか?は是非厳しい目でチェックしてください。
最低限、上記をクリアーした選択肢の中から、さらにデザインや機能を比較検討して、あなたの家にマッチした冷蔵庫を見つけてください。
多田野家の選択は
もちろん上記に書いた検討も行ったうえで、Panasonicの冷蔵庫を選びました(買い替え前は日立)。
- フレンチドア→設置場所が角にある為、左右開きは選択不可
- 幅が65センチ以下
- 冷凍庫が最下段ではなく、収納時のデッドスペースが発生しない事
- 後は機能と値段の兼ね合いで考える
2020年製なので旧製品ですが、今の製品だとこれですね。内容は大きな変化はありません。
冷凍室と凍結ルームを足して冷凍部分は100リットル超えるので、まずまずかなという評価です。
それぞれのお家ごとに好みがあると思いますので、これがいいですよというお勧めはできませんが、ここまで読んでいただいて頷く回数が多かった方は、波長が合うので、同じような選択が合うかもしれませんよ。
まとめ
上には書きませんでしたが、もう一つ購入を決める重要な要素は「セールをやっているかどうか」は当然あると思います。
また、地方自治体の補助(例えば東京の場合、「東京ゼロエミポイント」)等も上手く活用したいところです。
家族が多く、大きい冷蔵庫が必要な場合、軽く20万円は超えますので、決して安い買い物ではありません。
故障する前から、欲しい機能や大きさ等から購入する製品の候補を決めておいて、たまに値段チェックしておく(+必要なお金をプールしておく)のが余裕を持った冷蔵庫購入のコツだと思います。
良い家電ライフを!
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