先週(10/17週)はあまり動きがなかった事と、疲れが溜まっていたのでお休みしました。今日はまだ多少頭が疲れてますが、いい天気で気分も良いので考察も含め書いていきます。
考察「円高ドル安について」
多田野の雑感
為替相場は、国家間の実力以外の要素（投機とか、思惑、情報の読み違いや誤解など）も変動要素となる為、正確に動きを読むのは難しいと思います。
但し、国家の実力の要素だけで言えば、間違いなくアメリカの国力＞日本の国力で、日本の国力は今後も落ちていきますので、適正価格（といっても１ドル＝何円が適正なのかは変動しますが）は、理屈では下がっていくはずです。
量的緩和の是非はともかく、米国やEUが金融引締めを行い、その差分で為替相場が崩れているのであれば、市場介入という短期的な是正だけでなく、金融政策でも転換（つまり引締め）は、相対的に必要と考えます。
もちろん、為替差を逆手に取ったやりかた（観光立国等）もあるとは思いますが、日本経済を支えるだけの稼ぎは得られないと思います・・・。
住宅ローン利用者の方へ
金利上昇した場合、一般生活で真っ先に困る人たちの一つに、「分不相応な借入金額の住宅ローンを変動金利で組んだ人」が該当するはずです。
借入者の「自業自得」という考え方もありますが、そこに不動産会社や金融会社などの営業トークが入っていたとなると、同情する部分はあります。
住宅ローン返済苦の問題がクローズアップされると、国民同士の殴り合いが始まりますので、精神的に安心したい方は、金融緩和が継続されている今のうちに、20年等長期間の固定金利期間選択型への借り換え検討をお勧めします。
ただの今、20年型でも1％少し超えるくらいの低利ですから。
この金利すら払えないようなら、住宅購入は見送った方が賢明です。
物価高について
直接（原材料費）或いは間接的（燃料費）な影響を受けて、食品が値上げされたり、光熱費が値上げされたりしています。
多田野家でも、スーパーのチラシを見て安い所に行ったり、お店ごとの得意商品を使い分ける（ここは肉が安い、ここは野菜が新鮮、とか）事はしていますが、そんな努力も吹っ飛ぶような商品値上げが全方面でされるとかなり萎えます。
こういう1割2割と様々な料金代金が上がっている状況下で、0.5%や１%のポイ活や改悪を声高に叫ぶ行為は、何も意味がないし、本当に不毛だと思います。
金融会社から見れば、ポイント付与の引き締めは永続的にサービスを続けるための倹約策で、それを改悪と言われてもなぁ・・・と。
ただのポイ活をバカにしている訳でなく、余りその局地戦に必死になりすぎると
燃え尽き症候群に陥る可能性がある事を懸念しています。
節約よりも稼ごう
「節約」って、”自分の使う範囲の中”で上限あるんですよね。毎月使うお金が20万円だとしたら、その内いくら節約できますか？という話。
その中で固定費は節約不可能。残り10万円分の変動費を如何にしてキリキリやりますかと。ただ、物価上がってますよねという事で、打ち手は限られてきます。
そういう禅問答というかドMの世界を味わうよりは、プラスアルファの収入を稼ぎに行った方が建設的だと思いますが、いきなりFXや仮想通貨に行くのは、博打を打っているようなもので、飛躍しすぎです。
ただの素人がいきなりプロに殴りかかっていって勝てるわけがない。
後藤祐樹が朝倉未来に勝てるわけないじゃないですか・・・
そういう人こそ、日経平均やTOPIXという身近な株価指数での取引が（少なくとも合理的に予想のできないFXや仮想通貨よりは）勝率は高いと思いますし、多田野はこの20年以上の投資経験からその結論に至り、実践しています。
華々しさは無いですが、やり方さえ掴めば、本業を疎かにすることなく、自分の年収分位は稼げるかな、というのがこれまでの実績から言える事ですね。
ただの「本業を疎かにしない」がポイント。
色々試行錯誤しながら自分最適を探す
これに尽きると思います。投資経験者で一度も失敗したことがない人は、まず居ないはずです。
出来るだけ失敗は少なく、成功は大きく。「トータルでプラスになればよい」という考え方で良いと思います。
ただの毎度のお約束ですが、投資は余裕資金＆自己責任でお願いします。
私は身銭を切った実体験を元に述べているだけですので
今週の振り返り
”今週”という一纏めで言えば、あまり波のない1週間でしたが、日経平均225の高値と安値の差が丁度600円近くある為、利幅設定次第では、上手く波に乗れた人も居るかもしれません。TOPIXは相変わらず小動きでした。
10/24～10/28の取組実績(NF日経225)
ETFと指数差が900超となり、やや拡大していますかね。
今時点の多田野の見立てでは日経平均27,000円超、NF日経平均28,000円超は高値と考えている為、今週の相場は買い建玉は動かず、「新規売建て」と「売建て返済買い」のみの動きでした。
ただの買い建玉は更に高値で仕込んでしまい、動かしにくい状態になってます。
万一、上放れした場合のヘッジ手段と考えるようにしていますが。
高値のタイミングで少し返済買いでお小遣い程度利確できた感じで小動きでした。売り建玉多い目で持ち越しています。
10/24～10/28の取組実績(NFTOPIX)
NF日経平均の売り建玉が膨らんできた為、信用取引全体のの残高圧縮目的で、NFTOPIXが上昇したタイミングで、買い建玉は一旦手仕舞いしています。
今のところ、NFTOPIXは2,000円を境目に高い安いを見る感じですが、だからと言って積極的に売り建てるか買い建てるかの判断は日経平均以上に難しいです。
ただの現在の所、利幅は+30載せています。
根拠はありません。あくまで感覚。
以前にも述べたと思いますが、NFTOPIXの指数は日経平均225一本に頼らない様に、”精神安定剤”的にリスク分散している目的の為、あんまりTOPIX指数で儲けようという感覚は無いです。
10/31～11/4の取り組み方針
また（何度目かの）株価楽観論が流れていますが、どうでしょうねぇ・・・
来週の値動きは激しい事と、今週よりは上値を追うのではないかと予想していますが、それでも日経平均28,000円の壁は流石に超えないかなと思っています。
コメント