タイトルについても中身についても模索中で週毎にコロコロ変わる可能性があります。
反省会後の動き
以前にスイングトレードの自己反省会(以下記事参照)を行いましたが、2022年6月から始めたスイングトレードは3月くらいまでは順調でしたが、4月からの株価上昇に伴い、足踏みか手戻り状況が発生しています。
とりあえず、身動きが取れない状態になりつつあるので、次の3つの手を打って打開しようという所です。
- (数か月動きのない)売り建玉の解消(損切)
- (必要な範囲で)現物株の益出し
- 現状の相場観に合わせた建玉・銘柄へ入れ替え
多田野の相場観
表にしてみるとこんな感じですかね。今週までは日経平均225で29,000円~31,000円のレンジで考えていましたが、足元は30,000円~32,000円のレンジに切りあがるかもしれませんね。
このような相場観をもとに、処分や入れ替えをやっていきます。
なお、日経225を例に挙げていますが、
多田野はTOPIX指数も同様に対応しています。
(若干動き違っていてややこしいので、ここでは割愛)
損切の実行
まずは、数か月間の塩漬け状態となっている建玉を解消(損切)して、新たな投資枠(委託保証金率の引き上げ)を作ります。
最も底だった時の含み損益は▲10%台だったので、パーセンテージだけ見ると許容範囲にも見えますが、信用取引なので分母も分子も大きい状況なので、金額的に見ればかなりのインパクト。
売却益税や配当税を払っている場合は、損した分戻ってくるので、
そういう意味では多少救われる部分もあります。
評価額で資産を考えれば含み損は立派な損失。含み損のままにするか、実現損失にして新たな投資を行うかの選択肢に大きな違いはない。であれば、後者として損切して、しっかり振り返り、次の一手につなげる。
これしかない!という事で、含み損のうち、半分くらい損切しました。具体的には28,000円台の売り建玉を一掃し、29,000円台を少し解消しました。
手元資金を見ながら、今年の利益の範囲で損失を出す予定なので、
含み損一掃までは至っていません。
まだ半分残っていますが、気分的にかなり楽になりました。
現物株の益出し
損切の所にも書きましたが、極力支払っている譲渡益税や配当税の範囲で収めたい(2割戻ってくる税金で損失実額を和らげたい)ので、手持ちの銘柄から、4,500円になって到達感を持った武田薬品工業株を全て売却しました。
20余年の投資歴の中でかなり初期から保有していた銘柄なので、
多少感傷的な部分もありましたが、そこは割り切りで。
益出しをすると共に、得たお金は一部後述の入れ替えに使用して、残りは損切や新たな投資用にストックしています。
新たな投資(建玉・銘柄)
建玉については、「より上値での売り建て、より下値での買い建てを行う事」に尽きます。ただ、あまりに上昇スピードが速すぎて、今日の相場観が明日には陳腐化して通用しなくなっているんですね・・・
株式投資は、案外頭使います。
土日に振り返り、毎日振り返り、次の一手を考える
それでもうまくいくとは限らない。
個別銘柄については、スイングトレードを始める際に、かなり厳選しました。武田薬品工業を売却後は、配当目的等の保有目的のある4銘柄を保有しています。
個別銘柄を研究している時間と手間がないので
極力指数ETFだけで運用していきたいと考えています。
なお、大株主になりたいと考えていて保有・買い増ししている銘柄が1つだけありますが、これも株式投資を継続するモチベーションの一つとなっています。(かなり値上がりしているので、買い増しは中々厳しいですが)
今考えていること
1343「NF J-REIT」と1489「NF日本高配当50」を個別銘柄のスイッチ先として考えています。
前者は株価上昇時における比較的投資しやすい先として考えています。後者は、個別銘柄(配当目的株)の受け皿として期待しているのですが、今は高値掴みの可能性が強いので買い進みづらいところです。
指値を入れておいて、買えればラッキーという感じですね。
目指すところは、本業を辞めても、株式投資一本で食べていけること。
サムネで使い続けている「1億円稼ぐ」はその目標の(一応の)到達点として定めています。
今週の振り返り&来週の予想
ここからがいつものメニューですね。
今週の振り返り
日経225とETF(NF-日経225)との差が1,400台に広がっています。投資に大きな影響はないのですが修正を入れておきます。
今週は損切で作り出した投資余力で、現在の相場観に合わせた売り買い建て直したので、そこから利益も上がっています。損切額からすれば微々たるものですが、手応えは感じているので、継続努力ですね。
なお、日経225のピーク(5/29)とTOPIXのピーク(6/2)が異なっている為、2つの指数を検証・予測する作業負荷も増えています。
そのため、一本化も考えないではないのですが、日本の株式市場の銘柄の全てが上がっている訳ではないなか、一本足打法はリスキーと考え、今の2本足スタイルを継続予定です。
同じ日本株指数なので、真のリスク分散化といわれると
何とも言えませんが、多田野は金融業界の人なので、
多少は目鼻は利く日本株の方がやりやすいという面もあります。
来週の取り組み方針
先物状況を見る限りでは、来週もそれなりの上げ幅で始まることが予想されます。建玉を立てる水準(上値)を切り上げていかないとダメかなぁ。
まだ売り建玉残がほとんどの状態なので、
株価上昇すると、損失が膨らむ図式は不変です。
ただ、今回の日本株の上昇においては、海外投資家は買い、国内投資家は売りがメインというのが皮肉ですね。これまでの日本と同じことをやっていれば、早晩海外投資家は離れていくと踏んでいますが、さてどうなるやら。
と考えている個人投資家が多いので
売り越しているのだと思いますが、
海外勢の資金力はハンパないですからね・・・
コメント