8月に東京~大阪間を車で運転して往復してきました。軽自動車で長距離を乗っていくのは今回が初めて(今までは最長で東京~山梨位まで)でしたので、振り返って感じたことを記録しておこうと思います。
軽自動車での長時間の高速道路運転について
以下、個人の主観で書いていきます。
ちなみに多田野の車は
日産デイズのハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
です。
ターボは必要か?→YES
個人的には必要と考えています。
一旦巡行に入るとターボは不要ではありますが、緊急回避等で急加速が必要な時、ノーマル車では詰むことがある為、多田野は安全装備と考えてターボ付きを選ぶようにしています。
ターボ付きはノーマルに比べて数万~10万程度の価格差なので
後で思い悩むのなら、最初から付けておいた方が良いです。
自動運転機能は必要か?→YES
デイズのプロパイロットは、前車にレーダーを当てて設定速度で追従していく、車線を検知して、枠内に収まるようにハンドルを微調整してくれる簡易的※な自動運転機能が備わっています。
※人が操作することが前提の補助的な扱いの為、ハンドルから手を離すことはできない→警告が鳴ります。
簡易的であっても、右足を使わなくても済む(=アクセルやブレーキを踏まなくても良い)のは、長時間の運転ではかなり効いてきます。体力気力に自信のない人ほど、技術に頼って楽するべきです。
加速と減速が極端すぎる点がやや難点ですが、
実は、設定した速度内で勝手にアクセルを踏んでも
設定解除されないという裏技(?)も。
座り心地→車種や体格次第
最近の売れ筋の車種であれば、前席は問題なし。後席は車種や体格によっては長時間の着座は耐えられないケースもあるかもしれません。
ちなみにデイズは後席の着座位置が低いのが難点ですが、背が高くない人であれば大丈夫かな、という所です。
車内の広さ→車種次第
上の各項目をクリアーしていれば、一見問題なさそうですが、疲れた時にシートを倒して横になる事はスペース上不可能なので、トータルの乗車時間が半日以上に及ぶ場合はかなり疲労が蓄積するのではないかと思います。
燃費と燃料タンク→基本的に厳しい
東京大阪間は大体4~500km。燃料タンクは20~27リットル。時速80キロで走行した場合、ターボ車でも20km/リットルを少し超えるとは思います。
道路がスムーズに流れた場合(どんなに好条件の日でも、大阪~京都と東京~神奈川は、必ず渋滞があると思っていた方が良いかと思います)は、高速道路のガソリンスタンドで10リットルほど給油しておけば安心です。
給油なしで行くことはまず無理だと思います。
高速道路上のガソリンスタンドは、一般道のものより大体15~20円位単価が高い※です。なるべく最小限に済ませたいところ。
※8月の場合、一般道で175~180円位、高速道路で195~200円位でした。
行きに10リットル給油したら少し余ったので、
帰りは5リットルに減らした所、東京近くでは
警告ランプが点灯し、冷や汗ダラダラでした。
通行料金(ETC)→安くなる
軽自動車は普通自動車に対して、大体2割引き位の値段設定になっています。東京~大阪の場合(乗り降りするICによって変わるので大雑把に言えば)片道で11,000円→9,000円になる位で行けます。
ガソリン代が大体4,000円位なので、合算して考えると一人乗車の場合は、新幹線や飛行機と比べると車好きの人以外割に合わない(時給換算すると・・・)
2人以上乗車の場合は、移動料金的には車の方が安価です。
ただ、必要な時間は7時間以上(ノンストップは人間には無理)。
時間を金で買う選択肢も出てきそうです。
体調管理→個人的には厳しい
多田野は運転となると緊張して良くトイレに行きたくなったりする方なので、コンディションを保つことに苦労しています。(これはあくまで個人差あるので苦にならない人には全くハードルは高くないと思います)
高速道路での移動の選択メリット
移動時間や疲労など、車移動の選択によって強いられる対価もかなりあるものの、飛行機にも新幹線にもないメリットしては、
- 通過する各都道府県の名物やご当地商品に、(SAやPAを通じて)接することが出来る事。
- 触れたいと思ったときに窓を開けて外気に触れることが出来る事
かなと思っています。
軽自動車に関しては、車両本体価格が下手なコンパクトカーと同等かそれ以上の車種やグレードもありますが、こと通行料金においては、他の交通手段との比較でメリットが出やすい選択肢と感じました。
番外編「電気自動車は後で苦労する」
最後に気づいたことを。多田野は以前リーフにも乗っていたので、比較的電気自動車にも関心や理解はある方だと思っていますが、高速道路の充電設備は昔より数減ってませんか?
東京大阪間を走っていても、たまにリーフ見かけるくらいでした。以前はアウトランダーPHEVをチラホラ見かけたのですが、今回は全く。
SAに寄って充電する事が走破の前提となると、混雑しているSAでもスキップできないというのは中々ストレスがたまりそうです。
走行距離400キロ超えるまでの電池容量を搭載しているかどうか、がストレス有無に影響しそうな感覚です。
これまで、サクラ購入も検討していましたが、単純計算で少なくても3回は途中で充電しないと東京大阪間は走破できません。今回のガス欠未遂のヒヤヒヤ感考えると、なかなか慎重にならざるを得ません
サクラを高速で使うか?というそもそも論はありますが。
多田野は、過去には、高速でリーフ搭乗時に電欠になり、
日産のレスキュー呼んだこともありました。
EV車そのものの開発も重要ですが、もうリーフが発売されて10年は経過すると思うのですが、国には、充電インフラを充実・維持していく観点が欠けているのではないかと思う事があります。
Amazonmusicのアプリはよく壊れる
本編には関係ないですが、運転中何度もクラッシュしたのでこれだけは言っておきたかった。
アプリ再インストールで治ります・・・がまたすぐに壊れます。(私だけでしょうか?)
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