スイングトレードの損切ルールを考える

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2022年6月よりスイングトレードを初めて、大きな問題なく来たはずですが、4月5月の上げ相場で少し資産状況が悪化したので、振り返ってみることとしました。

目次

現状整理

建玉総額は割愛しますが、5/23時点で含み損益が▲9.5%程度です。

5月に入って日経平均225が2,000円位上昇していますが、28,000円から31,000円になった場合の上昇率が10.7%。先週ある程度まとめて損切しているので、まぁ大体上昇分マイナスになってますね。

ただの

▲10%なら、まぁ普通にありそうに見えなくもないですが、
元本(建玉総額)が大きいので・・・という所です。

上にも書いた通り、多少損切しましたが、それ以上の含み損が残っているので、この後どう正常化していくかを考えているところです。

考察・点検

いずれも、個別株ではなく、株価指数ETFを前提に考察を進めています。なお、株価指数はいろいろありますが、ここではわかりやすく、日経平均225の株価をもとに話しています。

ただの

多田野の場合、日経225ETFとTOPIX ETFを
運用しています。
個別株の場合は、上げ下げ激しい可能性もあり、
さらに保守的に見ておく必要があります。

建玉総額の許容度

これは担保にする現金・有価証券次第だと思います。

ただの

担保をもとに、委託保証金率の水準をどこまで低くして良いか
で、借りられる金額(建玉総額)が決まってくるはず。

委託保証金率の許容度

30%を切ると新規建てができなくなり、20%を切ると追証発生。どの当たりまでにレバレッジをとどめていくのが望ましいか。多田野のイメージですが、こんな感じです。

100%~・・・資産が借入を上回るので安心。

50%~・・・少なくても、相場が急激に上げ下げしても、30%を切ることはないだろう(個別株ではその可能性はないとは言えませんが、株価指数ETFでその可能性は極めて低い。)し、多少は新規建てをしてもよい。

40%~・・・相場の急激な上げ下げには耐えられると思うが、新規建てを組み合わせると、急速に悪化する可能性があり。

35%~・・・相場が急激に変動した場合、30%に近づく可能性はあり。

ただの

30%台前半になると、かなり精神的にきついので、
40%でラインを引いて、それ以上を維持できるように
残高を調整するのが無難かと。

建玉の保有期間

5月に入った時点で、1月に売り建てた分(27,000円台)の水準で、解消目途も立たないので、見切りをつけて損切。ただ、今回の大幅な上昇相場ではなくても、早々に見切りをつけて手仕舞いすべき値段でした。

1月分は一掃しましたが、3月に売り建てた分(28,000円台)についても、水準的にそこまで下がってこないかなという所で、損切しておきたいところですが、資金的に6月に入ってからという所です。

ただの

保有期間3か月はさすがに見切るべき。
保有期間1か月は、まだ相場が戻る可能性はありか。
保有期間2か月は・・・どうするのがよいか。

保有建玉の値幅

これは、建玉総額や委託保証金率をどこまで許容できるかに強く関連してくる話ですが、この1年ほどの経験をもとに言えば、日経平均の場合2,000円くらいの値幅、多くても3,000円位の値幅でやっておくのが順当かな。

ただの

今回、2,000円ほど急激に上昇したことと、
4月までに損切ができていなかったことが重なり
苦しみました。

多少損しても、解消できる見込みのない建玉は手仕舞いをして、新たな売り買い建てを行って、回転を高める方が効率はよさそうですね。

暫定ルール

考察を踏まえて、いったんこの形で。

  • 保有する建玉の値幅は、日経平均指数の場合、2,000円の幅。
  • 許容できる委託保証金率は40%以上。
  • 建玉の保有期間は1か月。2か月は解消に動き、3か月に入るまでに解消する。
ただの

あまりガチガチにルール固めるとしんどいので、
ある程度決めて、多少は臨機応変に対応します。

コメント(2023.5.25)

値幅はテクニカル分析を参考にしてもよいかも、とふと思いました。テクニカル分析は別の機会に整理してみようかな。

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