今週は右肩下がりの相場となりました。スイングトレード的には、先週までに仕入れた売り建玉解消(=利益確定)の良いタイミングとなりました。
はじめに(つぶやき)
iPhone15から考える日本円の価値
iPhone15が販売開始されました。一番安い(無印の)iPhone15は124,800円。14より5,000円上がりました。
2022年9月の為替(ドル円)は1$=142円位でしたので、為替変動の面からみれば妥当な価格設定です。(9月単月の比較だけで見れば、「円安で高くなった」という見立ては異なることになります)
当然9月発売以前に製造しているので
「円安」の見方も間違っているわけではないか。
いくつかiPhone15の係わる記事を見ていて、日本では世界と比べて比較的お手頃な価格設定がされているが、アメリカ等ではiPhone値上がり以上の賃金上昇があるので、実は割安感は日本よりも・・・という話でした。
さすがに生活困窮者支援団体がAppleに対して「iPhoneが買えないから値段を下げろ」という申し入れを行う事はない(し、そんな主張は世間からも支持されないだろう)と思いますが、
やはり、日本の一般的な給与所得者の金銭的余裕は少しずつ、そして着実に落ちているのかなという感想です。物価上昇もそうですし、為替や、技術等の国際的な競争力等々・・・
そう考えると、日本円についても国際的な価値は相対的に落ちている(マクロを先に語るか、ミクロが先かという議論は置いておいて)のでしょうね。
かねてぼやいている通り、日経平均225が数年前も今年も32,000円だったとしても、その(日本円の)価値は同じではないという事です。
「そんなの為替見れば一目瞭然」というご指摘も入りそうですが、政策と介入等によって、ある程度の相場の微調整位は出来ると見れば、素直に「1ドル=XXX円」を額面通りに受け入れてよいものか。
給与所得者は給与以外の収益源を探そう
前項で「日本円の価値が下がっている」という話をしましたが、日本で暮らしている以上、日本円自体を避けることはできない。それならば、「より多くの日本円を獲得しよう」というのがタイトルの意味です。
もちろん、専門スキルを極めて、今の収入を増やすも一つの手ですが、労働者は単独では実現できない(雇用側が給与を上げてくれないと実現できない)ので、いささか他力本願的です。
地位も資産も持たない仕事人がプラスアルファの収益源を得るための手段として多田野が考えているのが、まさに今実践しているスイングトレードとなります。
勧誘の類ではありません。私自身が試行改良中ですし、
人それぞれの考え方や、お金の稼ぎ方との相性も
あると思いますので。
今週の振り返りと来週の予測
ふとそんな事を考えたので書いてみました。ここからがいつもの定例。
今週の振り返り
先週の今頃は、ひたすら売り建玉が積み重なっていくのはやや不安ではありましたが、今週は右肩下がりの推移となった為、売り建玉の予約注文(返済買い)がどんどん約定し、確定利益が積み重なりました。
今週だけでほぼ月収分を稼ぎました。
今月はこれで月収2倍を稼いだことになります。
更に、今年の損失が全て解消できました。
週明けは当面高値が続くと考えていたため、割合と高値でも追加で買いに行ったことと、その後の大幅な下落段階で順次買いを入れていった事もあり、保有建玉の売り買いのバランスが大幅に変化しています。
現在の建玉保有状況は、NF日経225は「売り1:買い4」、NFTOPIXは「売り3:買い2」の割合、全体としては「売り1:買い2~3」といった所でしょうか。
実現利益は、個別銘柄の買い入れ(買い建玉の現引)に使っています。
来週の見通し
今週の流れを受けて、現状を行ったり来たりするのかなと予想しています。
スイングトレードは株価の上げ下げにおける利ザヤを取りに行くやり方なので、上げ下げ歓迎です。利益を少しでも積み上げて、個別銘柄の購入資金や、待機預金を貯めておきたい。
上げ下げがないと、金利負担だけが嵩むので
苦しくなります(滅多にないですが)。
一方的な上げ、一方的な下げも苦しい展開です。
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