「エポスカードとtsumiki証券」の使い勝手検証

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決め打ちの前提

エポスカードのメリットは、十分いろんな人たちが述べている通りなので、多田野はそこはあまり触れる気はありません。概ねアグリーです。

現在はエポスプラチナカードを保有していますが、一般、ゴールドと使ってきて、tsumiki証券でつみたてNISAをしている為、実体験から決め打ちをしていきます。

プラチナカードについても、住信SBI銀行プラチナデビットの記事(下記リンク参照)同様、「このご時世で旅行や会食は滅多にしない」前提で、一般的なプラチナサービスには言及しません。

エポスカードについて(一般論)

丸井グループのカードですが、丸井グループ自体が金融で食っていく方向に舵を切っているため、「丸井というお店(の運営会社)が発行しているカード」という概念には当てはまらなくなっています。

ただの

丸井に全く無縁な人が持っても構わないカードです。

一般カードは、単なる0.5%還元カードの為、ここでは取上げません。

ゴールドカードは年会費5,000円ですが、以下条件に合致する場合は年会費が無料となります。

  • 一般カードで年間50万円以上利用すると、インビテーションが来る(年会費は永年無料)
  • ゴールドカードで年間50万円以上利用すると、次年度以降の年会費は無料

ゴールドカード自体は、0.5%還元のカードですが、50万円利用時に0.25%相当、100万円利用時に1.0%相当のボーナスポイントがプレゼントされます。

100万円利用時に基本0.5%+ボーナス1.0%=1.5%相当になるというのが、エポスカードが各サイトで注目される理由です。

なお、プラチナカードは異なるボーナスポイント体系で、200万円利用した時が一番高パフォーマンスとなります(1.5%相当)

12/3追記「お誕生日ポイント2倍」

エポスカードから案内が来ました。何気に嬉しいです。

先ほど記事更新したのですが、auPAYカードからauPAYへのクレジットチャージは通常ポイント付与対象外となりました。

セゾンクラッセ特典も来年2月で終了する事から、電子マネーポイント付与に寛容なエポスカードのメリットが相対的に上昇する結果になっています。

少し早いですが、お誕生日おめでとうございます。
12月お誕生月のプラチナカード会員さまに、限定サービスのご案内をいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――

【お誕生月ポイント2倍】

12月は200円(税込)ご利用ごとに下記のボーナスポイントをプレゼントいたします。

■VISA加盟店でのご利用
〈通常〉1ポイント ⇒〈お誕生月〉1ポイント+1ボーナスポイント

ただの

とりあえず、25万円auPAYチャージにブッコミました
(auPAY側のクレジットチャージ限度額が月25万円)

エポスカードについて(決め打ち部分)

エポスカードには家族カードがなく、代わりに「エポスファミリーゴールド」という制度があります。

要は、個人カード双方の情報を紐づけしている訳ですが、中々ユニークな工夫がされています。

  • メイン会員の信用も加味してゴールドカードが発行でき、かつ年会費は無料。
  • ファミリー会員の支払口座にメイン会員の銀行口座も指定できる
  • ファミリーゴールド会員がいると、条件達成時のボーナスポイントが多少プラスされる。

但し、これ自体はエポスのメインフレームが古く、家族会員の概念が当初なかった事から来る、苦肉の策だと推察します。(以下記事も参照)

実際、家族会員として考えると、メイン会員からファミリーゴールドの利用状況は確認できず、やや不便です。その上、MoneyForwardへ同一IDでデータ取込みは無理です。

また、ポイント合算はされず、個々の会員として付与・管理されます(ポイント移動は可能です)。

という事で、カード各社が家族というエンゲージメントを進めていく中、エポスが今後どう整理するのか興味があります。

特に「プラチナカードに家族会員が無い」事は、他社に劣後する為、何らかのテコ入れをしてくるかな(と思いつつ、マスター変更するのは結構大変なので、何もしないかな)

また、エポスカードは、割賦販売が祖業という事もあり収益率はカード業界では比較的高い方ですが、このポイント制度は逆サヤになっているんじゃないかな。

ただの

そう遠くない時期にポイント関連で何らかの改定が入るのではないかとみています。

この様な変化を注視しつつ、利用する側としてはエポスカード一本足打法ではなく、何種類かカードを持っておいた方がいいと思います。

「選べるポイントアップショップ」の最適な設定

一般論で書くべき所ですが、ユニークな制度なので敢えて別立てで取り上げます。

これは、会員が選んだショップ(最大3つ)について、利用時のポイントを3倍付与(=1.5%)するというもの。

こちらはシンプルに年間利用額(もっと言えば足元3か月*)の利用合計額が大きい加盟店から順に3つ選べばよいだけです。*設定後3か月は変更不可の為。3か月経過すれば他の加盟店に変更可能。

多田野の場合は、「電気料金、保険料、プロバイダー料金」をセットしています。大体月2万円ちょっと位です。

tsumiki証券

丸井グループの証券会社。エポスカード会員向けに特化*しているので、通常言われる「証券会社」とは若干勝手が違うかもしれません。*エポスカード決済またはエポスポイントを原資とした積み立て投資が可能です。

メリット

エポスカード会員にとって最大のメリットは、年間利用額のカウント対象になる事。

つみたてNISAの場合、年間40万円まで算入可能です。

ウィークポイント(弱点)

但し、以下のようなウィークポイント(デメリットとまでは言えない)があります。

その1.積立支払い分には通常の利用ポイントが付かない。

代わりに、「がんばってるねポイント」が、年間積立額の0.1~0.5%付与されます。

その2.積み立て商品がかなり偏っている。

ここが一番の問題です。基本的にアクティブファンドしかなく、諸手数料がべらぼうに高いです。

ただし、手数料のキックバックを原資に「がんばってるねポイント」を付与する為、低手数料のいわゆるインデックスファンドの設定は難しいと思います。

利用側はポイントやカウントアップ目当てでこの手数料を払う(厳密には投資信託保有額からの差し引き)のが妥当か、よく考えて手を出した方が良いと思いますj。

ちなみに多田野は「セゾン資産形成の達人ファンド」を積み立てています。信託報酬は実質1.3%程度です。

ただの

(8/11更新)FIRE準備の為、積み立ては停止しました(資産を極力株式投資に集中させます)→2023年1月より積立再開しています。

金融系達人としての決め打ち

以上のことから、以下の3点に当てはまる人にはリーズナブルなカードです。

  • エポスゴールドカードまたはプラチナカードを保有している。
  • tsumiki証券で購入してもよい投資信託商品がある
  • tsuimiki証券での利用分含め、ゴールドは年間100万円、プラチナは年間200万円利用見込みがある

ただし、丸井グループやエポスカードの企業戦略によって、今後カードの商品性が変わる可能性がある事は十分留意した方が良いと思います。

キャラクターカードをたくさんバラまきだしたら怪しい、というのが多田野の個人的な決め打ちです。

理由は、券面を変えるだけなら、システム側に大きな負荷を掛けずに対応できるため。逆引きすると、「キャラクターカード発行しか新たな打ち手がない」事を意味しています。

ただし、多田野の保有カードの一つですし、現時点で利得性あるおすすめカードの一枚です。

2023/3/26追記

証券会社とカード会社各社がタイアップして、積み立てでポイント付与されるサービスを開始していますが、軒並み「年間利用額」からは対象外とする商品設計である為、「積立利用額をエポスカードの年間利用額に含む」商品設計が際立っています。

ただの

tsumiki証券の商品ラインナップの少なさを
補って余りある商品設計かもしれません。

2023年でtsumiki証券の積み立てはやめます(2023.11.04)

詳しくは以下の記事をご覧ください。これに伴い、エポスカードもプラチナからゴールドに変更する予定です。

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