前回の記事はこちらから。
足元状況の整理から
まずは、毎月いくら必要になるのか、家計簿から大まかでいいので計算しましょう。
MoneyForwordを使用している方は私のこちらの記事も参考にしてください。
本当に退職しますか?
毎月、生活するために必要な金額が分かりました。
あなたが暮らしていくにはそのお金を稼がなければなりません。退職して大丈夫ですか?真に退職が必要なのか、もう一度考えてみませんか。
或いは、もう少し退職時期を遅らせて、その間に元手を稼げばクリアできるのかもしれません。決断はくれぐれも慎重に。
私の場合は「健康>お金」と考えましたので、ここがタイミングかなと考えました。
お金の稼ぎ方を考える
それでも退職すると決めた方はようこそ。お金を稼ぐ目的は以下3点ですね。
「①毎月必ずかかる固定費を払う+②食費等の変動費を払う+③資産を増やす」
以下は私が検討したときに通った道ですが、いずれも見込みありませんでした。
- 宝くじ・・・大金は当たりません。
- 競馬・・・大金は当たりません。
- ブログ収入・・・あなただけのキラーコンテンツをお持ちですか?
そうすると、ある程度の元手が必要なものの、投資が一番現実味があります。
固定費は、(最初は難しくてもいずれは)配当金で賄えるようにする。
変動費は、株式売買の利益で賄えるようにする。
資産増加は投資元本の増加で満たす(+年金とか)。
例えばこんな感じでイメージしてみましょう。ぼんやりとで結構です。
何に投資するかを考える
イメージを踏まえると、私の評価は以下の通りです(元本リスクはある為「〇」は付けません)
- 日本株式(現物取引)・・・▲配当有り
- 日本株式(信用取引)・・・▲レバレッジ掛けた取引が可能。買い建玉には配当落調整金有り
- 投資信託・・・▲短期売買には向かない。
- 米国株式(現物・信用)・・・▲情報入手が日本より困難。為替影響を受ける。
- 債券・・・×欲しい時に欲しい商品があるとは限らない。リターンが少ない。
- FX・・・×為替変動は読みづらいが、読みが当れば大きい。
- 金/プラチナ・・・×手数料がかかる為、短期売買には向かない。長期保有前提。
- 仮想通貨・・・×後発参入は基本的に不利。
- 先物取引・・・×それなりの現金が必要。変動が激しい。
1~4でポートフォリオを構成するのがベターかなと考えます。
5~7は、生活費を投資するにはリスキーであったり、換金時期の制約を受けるため適していません。
次回予告
次回は具体的なポートフォリオの組み方の話などをしていきます。
ただ、繰り返しにはなりますが、「本当に退職しかないですか?」
得るもの失うものを冷静に、もう一度振り返ってみてください。
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